ファーストクラスは旅客機の最上級クラス(客席)のことである。
多くの航空用語の例と同じく、元は客船で使われていた用語で、同じく最上級客室の事を指していた。各国の鉄道においても、ファーストクラスカー(一等車)、セカンドクラスカー(二等車)、サードクラスカー(三等車)と分けられていた。日本の国鉄でも、創業当初から1960年まで3階級制が敷かれていた。現在、主要な国の鉄道では、2階級制が多い。なお、客船では沈没など万一の非常事態発生の際、ファーストクラスの乗客が優先して救助される権利を有していた。
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航空においては、1920年代以降に旅客機による旅行が本格化し、旅客機の収容人数が増えて機内客室がクラス分けされた際に、この名がつけられた。基本的により広い面積を持つシートの提供と、より充実したサービスの提供が行われる。なお、ファーストクラスに代表される航空機における複数の座席クラスの提供は、ダグラスDC-4Bなどの近代的大型機材の本格導入により、搭乗客数が30人以上となる1950年代前後から本格化している。
また、1940年代までのように単一クラスの提供であった時代は、短距離ならば現在におけるビジネスクラスと同じレベルのサービスと食事が、遠距離ならば、当時航空運賃が非常に高いことも相まって現在のファーストクラスとほぼ同じレベルのサービスが提供されていた。